日本マンガ学会 第9回大会(東京工芸大学中野キャンパス)


日時:2009年6月20日[土]、21日[日]
会場:東京工芸大学 中野キャンパス 芸術情報館
参加費:会員/2日間で1,000円(学生会員500円)
一般/1日につき1,000円(学生500円)
*懇親会費(6/20)は別途3,000円です

◆「日本マンガ学会」は、私たちがふだん楽しんでいるマンガを、様々な分野の研究者が集まって、分析 しているアカデミックな団体です。会員が日ごろの研究成果を発表する年に一度の大会も今年で9回目。今年は研究発表に加え、「大学でマンガ!?」のテーマ の下、全国で増えつつあるマンガについて教える学部、学科、コースを持つ大学の現状を報告するシンポジウムを企画しました。他に展示企画などもあります。

6月20日[土] ●研究発表および総会

12:00 受付開始
13:00 開会
13:15 ~ 16:15 研究発表

第1会場 [1Fメインホール]
三浦知志[東北大学大学院博士後期課程]
『ニューヨーク・イブニング・テレグラム』における初期コミックストリップ
森田直子[東北大学准教授]
ロドルフ・テプフェールにおける〈ステイタス〉の問題
金 素媛[立命館大学大学院博士後期課程]
高橋真琴から嚴喜子へ ― 純情マンガにおける「三段ぶち抜きスタイル画」と「瞳に星」―
玉田圭作[慶應義塾大学大学院後期博士課程]
教育とマンガの架橋構築における教育心理学の役割
第2会場 [3F大会議室]
武市一成[デジタルハリウッド大学講師/法政大学大学院博士後期課程]
日本人にとって『魔球』とは何か― 『巨人の星』と『侍ジャイアンツ』の思想史的考察 ―
杉山浩人 [静岡文化芸術大学文化芸術研究センター嘱託職員]
井上雄彦作品における物語構成 ― フラッシュバックにみられる物語展開を中心に ―
南雲大悟 [立教大学兼任講師]
中国漫画における日本軍人表象について
16:30 ~ 18:00 総会 [会場:1Fメインホール]
18:30 ~ 20:00 懇親会 [会場:学生会館食堂「ルネッサンス」]

6月21日[日] ●シンポジウム「大学でマンガ!?」 [会場:1Fメインホール]

9:30 受付開始
10:00 ~ 11:45 第1部 「実作者の立場から」
里中満智子 [大阪芸術大学教授]、しりあがり寿 [神戸芸術工科大学准教授]
竹宮惠子 [京都精華大学教授]、畑中 純 [東京工芸大学教授]、司会:呉 智英
13:00 ~ 14:45 第2部 「研究と実作をつなぐ」
秋田孝宏 [東京工芸大学非常勤講師]、伊藤 剛 [東京工芸大学准教授]
竹熊健太郎 [京都精華大学教授]、司会:吉村和真
15:00 ~ 16:45 第3部 「何を学び、何を見るか」
土屋恵一郎 [明治大学理事]、夏目房之介 [学習院大学大学院教授]
古永真一 [早稲田大学文学学術院非常勤講師]、宮本大人 [北九州市立大学准教授]、司会:藤本由香里

【会場へのアクセス】 東京工芸大学・中野キャンパス
〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5  Tel:03-3372-1321
<最寄り駅>地下鉄/東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線「中野坂上」駅 (下車徒歩約7分)

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