マンガ史の書かれ方×見つめ方――アイケ・エクスナ『コミックスと”物語マンガ”の起源』を巡って


マンガ史の書かれ方×見つめ方――アイケ・エクスナ『コミックスと”物語マンガ”の起源』を巡って

日時:2022年8月21日(日) 日本時間 午前10:00~12:30+α
会場:zoomにてオンライン開催
参加:無料
主催:日本マンガ学会 歴史学習部会

申込方法:以下の登録フォームにお名前とメールアドレスをご記入の上、「送信」ボタンを押してください。
追ってZoomの招待URLをお送りします。
https://forms.gle/4guWvWQQ9sVDKYNy9

〈プログラム〉
10:00~
ごあいさつ
【司会】
陰山涼

10:10~
第1部 『コミックスと”物語マンガ”の起源』著者による紹介
【報告】
アイケ・エクスナ

11:10~
第2部 マンガ史の書かれ方×見つめ方
【司会】
陰山涼

【登壇者】
アイケ・エクスナ
佐々木果
新美琢真
鶴田裕貴

〈イベント概要〉
2021年11月に刊行されたアイケ・エクスナ氏の著書「Comics and the Origins of Manga: A Revisionist History」(『コミックスと”物語マンガ”の起源』)の紹介と検討を、著者を交えて行います。本書は、アメリカの「コミックス」が戦前期の日本の「マンガ」に与えた影響という、これまでまとまったかたちで検討されてこなかったテーマを、「視聴覚的マンガ」(Audiovisual Comics)という概念を鍵として詳細に論じています。マンガの歴史を考える上で必読の一冊と言えるでしょうが、未邦訳ということもあり、日本ではまだ一部の研究者にしか知られていません。本イベントを通して、あまり知られて来なかった戦前期のマンガ史について学び・考える機会となればと考えています。

第1部では、著者ご自身に著書の概要をご説明いただきます。

第2部では、陰山涼を司会として、新美琢真、鶴田裕貴、そして佐々木果氏の三人でエクスナ氏を囲み、本書が提示する歴史観について、また書名において複数形となっている「諸起源」(Origins)が示唆するマンガ史観の複数性について討議します。

本イベントは日本語で行われ、どなたでもご参加いただけます。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

なお、本イベントに合わせてエクスナ氏の博士論文をダイジェストにした日本語テクストが近日公開予定です。公開され次第、このページでもお知らせいたします。

〈登壇者プロフィール〉
アイケ・エクスナ(Eike Exner)
1983年ドイツ生まれ。2008年ハーバード大学比較文学部卒業後2009年南カリフォルニア大学比較文学博士課程入学、2018年修了。2014~2016年、城西国際大学客員教授をしながらマンガ史を研究。2021年に博士論文の内容を『Comics and the Origins of Manga』として刊行。

佐々木果(ささき みのる)
まんが研究。1985年からまんが編集者として活動。現在、学習院大学大学院人文
科学研究科身体表象文化学専攻教授。著書『まんが史の基礎問題 ホガース、テ
プフェールから手塚治虫へ』ほか。

新美琢真(にいみ たくま)
川崎市市民ミュージアム学芸員。在野のマンガ研究者として展覧会企画・イベントなどを手掛け、2018年より現職。主な展覧会企画に「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地」(2019年)などがある。

鶴田裕貴(つるた ゆうき)
東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。19世紀転換期アメリカの新聞コミック・ストリップについて、移民の描写を中心に研究している。詳細は漫画・まんが・manga批評同人誌『一連』主催。リサーチマップ:https://researchmap.jp/tsuruta_comics

陰山涼(かげやま りょう)
東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程。主に1920年代以降の日本マンガの歴史について、科学技術の表象に注目しながら研究を行っている。詳細はhttps://ryokageyama.com/

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