九州マンガ交流部会 第4回例会


日時:8月4日(土) 14時30分より
場所:筑紫女学園大学5号館4F 総合会議室
〒818-0192  福岡県太宰府市石坂2-12-1筑紫女学園大学
〔筑紫女学園大学アクセスマップ<http://www.chikushi-u.ac.jp/life/access.php
<参加費無料・学会員以外の方も歓迎します>

日本マンガ学会・九州マンガ交流部会第4回は、カリフォルニア州立大学チコ校より徳 雅美博士をお招きします(筑紫女学園大学英語学科・人間文化研究所特別研究会共催)。MANGAが世界に通用する文化として大きく取り上げられている現 在、女性の空間として日本で特殊な発展を遂げてきた「少女マンガ」がさらなる注目を集めています。ぜひご参加ください。

講演題目:
A North America Touring Exhibition of Visual Pop Culture: Girls’ Power! Shojo Manga! (北米巡回少女マンガ展示会進捗状況:米国における少女マンガの影響と今後)

講師:
徳 雅美 (Dr. Masami Toku, California State University, Chico CA, USA)
芸術学部美術教育学科准教授 (美術教育プログラム主任教授 & カリフォルニア州 美術教育教員養成アドバイザー)

講師紹介:
2005年、少女マンガ展示会 “The Power of Girl’s Comics: Its Value and Contribution to Visual Culture and Society” を立ち上げ、カナダと米国、計9カ所で2007年現在も巡回中。また、講演、論文等を通して、マンガ全体や社会における少女マンガの役割・影響力について の紹介活動を続けている。「子どもの描画における普遍性と文化的特異性」の日米比較研究から、日本の子どもの描画にのみ表れるマンガの影響を知り、認知発 達と「マンガ」の関係性に興味を抱く。海外でマンガが人気を博しているとはいえ、その真価が充分認知されているとはいえない状況のなかで、マンガの多種多 様性とその価値について、海外に広く紹介した功績は大きい。
同研究会では、100枚以上のイメージと共に、展示会立ち上げに関する秘話や各巡回地での反応等、北米における少女マンガの今後の動向について、紹介する予定。
徳雅美 HP:<http://www.csuchico.edu/~mtoku/vc
問い合わせ:
日本マンガ学会・筑紫女学園大学英語学科
大城房美  fogi@chikushi-u.ac.jp

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