九州マンガ交流部会 第74回例会


日本マンガ学会 九州マンガ交流部会 第74回例会

日時: 2023年11月12日(日)14:00~16:00
場所: 熊本大学  文法学部本館1階  A3教室
 (※オンライン(Zoom)とのハイブリッド開催)

 報告1: 「ハーレクインコミック、その輪郭」
       原田知佳(熊本大学大学院)

(要旨)海外発恋愛小説が原作のハーレクインコミックは、1998年から現在まで多くの読者に読まれてきた。今回、レディースコミックの中の1つとして捉えられるハーレクインコミックの実体を把握するため、まず作品発表の場である雑誌に着目したのち、隣接ジャンルの性質を整理し、その輪郭をより明瞭にした。

報告2:「「ジュニア小説」の成立における富島健夫の役割」
      トジラカーン・マシマ(会員)

(要旨)「10代の読者がどのようにして「性」を楽しむようになったのか?」を考えるとき、マンガだけでなく、並行あるいは先行するジャンルとしての「ジュニア小説」は避けて通れない。本発表では、ジュニア雑誌と秋元書房のジュニアシリーズに目配りをしつつ、「性体験を描くものとしてのジュニア小説」がどのように確立されていったか、また富島健夫を軸に雑誌文化の中での「作家」の役割について考察した。

カテゴリー: 九州マンガ交流部会, 部会