マンガ研究 vol.31

編集・発行:日本マンガ学会 発売:ゆまに書房

発行年月:2025年3月

定価:本体1,800円+税
ISBN 978-4-8433-66970-8 C3379
ページ数:316
A5判並製
表紙:「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」「すがやみつる展:『ゲームセンターあらし』とホビーマンガ」 

『マンガ研究』は日本マンガ学会が編集・発行し、会員に配布している学会誌です。
また、ゆまに書房から全国の書店およびネット書店を通じて発売しています。
>>ゆまに書房

研究論文

  • 週刊誌『ル・リール』を通して見る初期バンド・デシネの姿 ―カリカチュアとマンガの交差点―/太田未々

  • 桂あいり「カラミざかり」にみるBSS(僕が/先に/好きだったのに)ジャンルの形成過程 ―配信プラットフォームにおける「タグ」の特性から/森田百秋

  • 「ちゃんとお友達になりましょうね」 ―山岸凉子『アラベスク 第2部』における女性間の親密な関係の表象/品田玲花

研究ノート

  • 岩手県の地域振興を目的とした<いわてマンガプロジェクト>の取り組みについて/本村健太

  • 2000年代以降における同人制作物即売会の開催分布/深川和純

  • 永田竹丸のスクリーントーンの使用状況について〜『漫画少年』の掲載作品を中心に〜/川島丈尚

  • 1950年代における図書館資料としてのマンガの受容に関する一考察/溝呂木健太

  • マンガの著作権継承と二次的著作物の創作に関する一考察 ―「のらくろトリオ」による「のらくろ」継承を事例として―/蓮沼素子

  • 2000年代/2010年代の変容するメディア環境下のマンガ経験――自由記述式WEBアンケート調査にみるその概観と様相/池上賢

レビュー

  • 『マンガ・アニメ展のデザイン』(森川嘉一郎)/戸田康太

  • 『思想としてのミュージアム:ものと空間のメディア論 増補新装版』(村田麻里子)/池上賢

  • 『マンガって何? マンガでわかるマンガの疑問』(京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター)/小林翔

  • 『マンガの描き方』(スコット・マクラウド、須川宗純訳)/細馬宏通

  • 『Comics and the Origins of Manga: A Revisionist History(Eike Exner)』/陰山涼

  • 『Lost Literacies: Experiments in the Nineteenth-Century US Comic Strip(Alex Beringer)』/鶴田裕貴

日本マンガ学会 第23回大会

シンポジウム「マンガと〈展示〉」
第1部「マンガを〈展示〉するということ」森川嘉一郎/金澤韻/村田麻里子/司会 伊藤剛
第2部「ひろがりゆく〈マンガ展〉のかたち」しりあがり寿/鷲谷祐也/イトウユウ/司会 表智之

第23回大会 研究発表タイトル・発表者一覧