日本マンガ学会第22回大会 (相模女子大学)大会詳細


大会パンフレット

パンフレット(PDF形式)

日本マンガ学会第22回大会

日程: 2023年7月1日(土)、2日(日)

※ 研究大会・シンポジウムともオンラインによる配信を予定しています。詳細は後日お知らせいたします。
※ 新型コロナウイルスの影響で、プログラムや登壇者が変更になる場合があります。

場所:相模女子大学(小田急線相模大野駅より徒歩10分)

大会参加費

・会員 1,000円(1日につき)
・一般 2,000円(1日につき)
・学生(※要学生証提示、大学学部生以下)
 1日目:500円、2日目:1,000円
※本イベントはマンガ学会会員でなくとも参加できます。(事前申込不要)

研究発表 要旨集

研究発表 要旨集(PDF形式)

オンライン参加申込み

オンライン参加希望の方は、研究発表・シンポジウムそれぞれのイベントページから参加チケットを購入しお申込みください。

申込み方法(Peatix)

Peatixの研究発表・シンポジウムそれぞれのイベントページから参加チケットを購入するかたちでお申込みください。

研究発表

https://peatix.com/event/3609140/

参加申込時にご登録いただいたメールアドレスへ、研究発表が実施されるZOOM会議室のURL等を後日ご案内します。

シンポジウム

https://peatix.com/event/3609161/

参加申込み手続きを完了されたかたは、Peatixのチケット管理画面を介して、イベント視聴ページへアクセスできるようになります。(定員:400名)
シンポジウム会場となるZoomウェビナーへは、Peatixのイベント視聴ページに記載しておりますご案内にもとづいてご参加ください。
※不具合等による配信URLの変更などが急遽発生した場合は、参加申込時にご登録いただいたメールアドレスへご案内をお送りします。
※いずれも、申込みにあたっては、別途Peatixのアカウントが必要となります。
※お電話、メールでのお申込みは承っておりません。予めご了承ください。

オンライン参加費

一般 2,000円(研究発表・シンポジウムそれぞれ)
日本マンガ学会会員 1,000円(研究発表・シンポジウムそれぞれ)(※1)
学生(大学生以下)研究発表:500円、シンポジウム:1,000円 (※2)

※1 日本マンガ学会会員のかたは、事務局からメールや郵送でご案内いたしました「割引コード」を参加チケット購入画面上の「割引コードを入力」から入力することで、上記金額でご購入いただけます。
※2 学生料金でのオンライン参加をご希望のかたは、まず大会実行委員会( jsscc.conference2021@gmail.com)までお問い合わせください。
※3 現地での大会参加者にはオンラインのアーカイブ配信を視聴するための、オンライン参加費無料となる割引コードが現地にて別途通知されます。

申込み期限・お支払い方法

お支払いにはクレジットカード決済やコンビニ・銀行ATM等での送金などがご利用いただけます。なお、コンビニ・銀行ATM等での送金はお手続きの締切が上記参加チケット購入期限の1日前(7月8日)までとなりますのでご注意ください。お支払い方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
領収書の発行についてはこちらをご確認ください。
その他、Peatixでのイベント参加の流れについてはこちらのガイドも併せてご覧ください。

アーカイブ配信について

※チケットをご購入いただいた方に向けて、7月9日(日)まで録画のアーカイブ配信を予定しています。(そのため、イベントの開催日程が「7/2~7/9」と表示されています)

オンライン配信申込み お問合せ先

日本マンガ学会第22回大会 実行委員会(オンライン配信)
メールアドレス:jsscc.conference2021@gmail.com

日程

7月1日(土)会員による研究発表(相模女子大学11号館)/総会/懇親会

12:00~12:45 参加受付
12:45 開会宣言
13:00~16:10 研究発表
17:00~18:00 総会
18:00~20:00 懇親会 参加費:3,000円 (カフェテリア101)

7月2日(日)シンポジウム「再検討・「少女マンガ」史」

09:30~10:30 参加受付
10:30~12:30 第1部「「少女マンガ」を語り継ぐ」
12:30~14:00 昼休み
14:00~16:00 第2部「「少女マンガ」はどこから来たの?」
16:00 閉会式

研究発表・シンポジウム一覧

第1会場 相模女子大学11号館 1127教室
  1. [13:00-13:30]
    吹きだし分析のコミュニケーション論的アプローチ―共同注意過程としてのマンガ読書
    細馬宏通[早稲田大学]
  2. [13:40-14:10]
    ボーイズラブ(BL)マンガ表紙におけるキャラクター「声」の感情表現の機能
    アズラン ノル サキファ アイシャ[龍谷大学大学院]
  3. [14:20-14:50]
    食マンガにおける味の表現の歴史的変遷に関する研究―1970年代から80年代までの食マンガにおける味の表現要素の変化を中心に
    リュウシントウ[京都精華大学大学院]
  4. [15:00-15:30]
    『週刊少年ジャンプ』におけるキャラクターの死の描写について
    城垣内庸子[一般]
  5. [15:30-16:00]
    2000年代~2010年代のマンガ経験の分析に向けて―自由記述式による探索的調査から
    池上賢[拓殖大学]
第2会場 相模女子大学11号館 1126教室
  1. [13:00-13:30]
    アルジェリアにおける日本式「マンガ」創作の意義―市民的共感と越境性の創出
    青柳悦子[筑波大学]
  2. [13:40-14:10]
    慣例化したバージョン違い 日本マンガにおける連載形式と作品の二重性
    コピローワ・オーリガ[東北大学]
  3. [14:20-14:50]
    単行本とは何か フランスにおける日本マンガの出版形態
    ブヴァール・ジュリアン[リヨン第3大学]
  4. [15:00-15:30]
    ローカライゼーションの観点から見た韓国コミックスの受容の変遷
    カーロヴィチュ・ダルマ[横手市増田まんが美術館]
  5. [15:30-16:00]
    2023年は「日本マンガ100年」なのか? マンガの「起源」を再考する
    陰山涼[東京大学大学院/日本学術振興会特別研究員DC]
第3会場 相模女子大学11号館 1125教室
  1. [13:00-13:30]
    マンガを描いたことがない人や絵が苦手な人でも、マンガによる自己表現ができるワークショップの実践と考察 技能実習生の作品とアンケートから読み取れること
    大西起子[京都精華大学大学院]
  2. [13:40-14:10]
    視覚障害者に向けたマンガの提供フローの構築に関する研究
    森菫[京都精華大学大学院]
  3. [14:20-14:50]
    「三国志演義」翻案マンガにおける「明光甲」後考
    清岡美津夫[NPO三国志フォーラム]
  4. [15:00-15:30]
    戦争を題材とするカートゥーンは戦争を風刺し得たか―ウクライナ戦争に関する作品群と歴史の展開をもとに考える
    横田𠮷昭[FECO:世界漫画家連盟]
  5. [15:30-16:00]
    少女マンガのカップルの恋愛:いつまでも一緒にいられるカップルとは カップルの相互作用の数学モデル化のための基礎データを用いた定性・定量的考察
    岡崎秀晃[湘南工科大学]
    武部未慧[湘南工科大学附属図書館]
    大隅仁美[湘南工科大学附属図書館]
第4会場 相模女子大学11号館 1124教室
  1. [13:00-13:30](オンライン発表)
    コマの連続性から出現する物語要素の分析法の提案 手塚治虫作品と「ぱいどん」の比較例
    大津留香織[台南應用科技大學]
  2. [13:40-14:10] (オンライン発表)
    ウェブトゥーンからページへの漫画演出の変化
    李信暎[京都精華大学大学院]
  3. [14:20-14:50] (オンライン発表)
    電子書籍におけるマンガの読まれ方と画面の表示方式に関する研究
    和田裕一[東北大学]
  4. [15:00-15:30] (オンライン発表)
    2000年代前後の中国の月刊少女漫画雑誌『卡通(カートン)王(オー)』におけるジェンダー表現―中国漫画で「ジェンダー規範の越境」はいかに描かれているのか
    孫旻喬[北京第二外国語学院]
3号館一階ラウンジ ポスター発表掲示

マンガにおける男性の乳首表象―BLマンガと格闘マンガの比較分析
高橋孝平[早稲田大学大学院]

7/2(日)12:30~14:00
発表者によるプレゼンテーションと質疑応答
発表者の都合により会場でのポスター発表掲示は中止します。

※現地での発表を予定している内容について、発表者事情により急遽オンライン発表となる場合があります。あらかじめご了承ください。

シンポジウム「再検討・「少女マンガ」史」

7月2日(日)相模女子大学3号館 314教室
10:30~12:30(第1部)/14:00~16:00(第2部)

批評や研究においては、1960年代後半から70年代を、少女マンガがそのスタイルを確立した画期として捉える語りがしばしば見られました。もっとも、こうした歴史観は、60年代後半以前の少女マンガの多様性や、そこからの連続性を見えにくくするものでもありました。近年では、アカデミックな研究はもちろん、作家や編集者といった当事者による語り、作品の復刻、作家特集本の刊行などを通じて、こうした従来の少女マンガ史観は捉え直されつつあります。

本シンポジウムでは、研究者だけでなく、1960年代後半「以前」と「以後」、それぞれの時期を代表する作家の方々や、復刻や編集の現場で活躍する方などを招き、「少女マンガ」史を編み直すことの意義を語り合います。

9:30~10:30 参加受付
10:30~12:30 第1部「「少女マンガ」を語り継ぐ」
  • 小西優里、岸田志野、卯月もよ[図書の家]
  • 笹生那実[マンガ家]
  • 藤本由香里[明治大学国際日本学部 教授]
  • 日高利泰[熊本大学文学部 准教授]
  • 岩下朋世[相模女子大学学芸学部 教授]/司会
14:00~16:00 第2部「「少女マンガ」はどこから来たの?」
  • 水野英子[マンガ家]
  • ちばてつや[マンガ家(オンライン出演)]
  • 里中満智子[マンガ家(オンライン出演)]
  • 竹宮惠子[マンガ家・日本マンガ学会会長]
  • ヤマダトモコ[明治大学 米沢嘉博記念図書館 展示スタッフ]
  • 増田のぞみ[甲南女子大学文学部 教授]/司会
  • 大城房美[筑紫女学園大学 教授]/司会