公開研究会/日本マンガ学会海外マンガ交流部会第5回例会


「海外マンガの多様性」

日時:2013年3月10日(日):12時30分~17時30分
場所:京都国際マンガミュージアム 研究室1

<概要>
「海外マンガ」と聞いて皆さんはどのようなイメージを思い浮かべますか?スーパー・
ヒーローもののアメリカン・コミックス?フランスのBD(バンド・デシネ)?世界の新
聞風刺漫画?あるいは、日本MANGAのグローバルな影響? マンガ文化は今まさに世界中
に流通し、国や言語を越えて相互に影響を与え合い、発展を続けています。
 京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センターではこれまで、
海外のマンガ文化も精力的に紹介してきました。今回は、日本マンガ学会海外マンガ交
流部会および女性MANGAプロジェクトとの共催で、東南アジア、ロシア語圏、フランス
語圏などの海外マンガ事情を紹介する特別講演、研究発表を通じ、「海外マンガの多様
性」について考えたいと思います。

【報告/研究発表】
12時30分~13時30分
・杉本ジェシカ(京都精華大学国際マンガ研究センター)
 「ベルギーのBD受容について」
・須川亜紀子(関西外国語大学)
 「フィリピンにおけるマンガ・アニメの影響」

13時40分~14時40分
・アントニョノカ・オルガ(京都精華大学大学院)
「ロシアのマンガ:Jos? Alaniz 『Komiks: Comic Art in Russia』の紹介」
・丹羽真人(Silyne/同人マンガ研究者)/登嶋佑治(えむやん)
「『アジア同人の交流点:台湾』と『近年中国同人の激変』」

15時00分~16時00分
・藤本由香里(明治大学)/トラジカーン・マシマ(京都大学大学院)
「タイ・マンガ市場調査報告~上の市場と下の市場/海賊版の推移を中心に」

【講演】
16時20分~17時20分
・小野耕世(日本マンガ学会海外マンガ交流部会代表/マンガ評論家)
「海外マンガ――アジア・マンガの多様性」
カテゴリー: 海外マンガ交流部会