『水木さんの「毎日を生きる」』


水木しげる
[発行]角川マガジンズ
[発売]角川グループパブリッシング
2011年9月25日発行
定価:780円
ISBN978-4-04-731556-3

[目次]
プロローグ

序章:幸せの仕組みを理解している人はごくわずか
眠りたいだけ、眠れる幸せ
自分目線で物事を見る
仕事で笑えないことの不幸
大半は、努力では実らない

第1章:幸せになるのに、知っておいたほうがいいこと
世の中を動かしているのは、ほんのひと握りの人たち
ただ漫然としていては、幸せになれない
幸せの前提は、生きる勘があるかどうか
生きることの鈍感から脱出できるか
水木さんはいかに勘が鋭いか、について
運と勘がそろうことが、幸せへの道を踏み出す条件
お金を貯めることの幸せ、絵を描く環境を整えることの幸せ
幸せには、力学がある
お金があれば、より幸せを感じることができる
好きなことができることの幸せ

第2章:生きていることはすばらしい
明日死ぬかもしれないという恐怖ほど、怖いものはない
戦争中は、目の前の瞬間を積み重ねるしかない
前提が「生きる」ではなく「死ぬ」だった
戦地に残るという選択は、幸せだったか
いいことと悪いことは、プラスマイナスでゼロ
森の中にいると、生きている泉が湧いてくる

第3章:幸せは向こうからやってはこない
幸せは手でつかむことはできない
50歳にしたって、世の中のことはよくわかっちゃいない
人生をおもしろく切り替える視点
もともと持っている自分の財産に気づくこと
前線では、生きているその瞬間しか見えなかった
覚悟はどこで培われたか?

第4章:水木さんの「生きる」知恵
相手を読み取る「勘のよさ」
これから先に起こりうる状況を予測する「洞察力」
あらゆるところからヒントを得て、自分だけのものを生み出す「発送力」
他人に頼らず、自分を信じる揺るぎない「自信」

第5章:水木さんは生きたかったんです
水木しげる、生きることを哲学する
ゲーテとショーペンハウエルとニーチェ
水木しげる、これまでの時間を哲学する
「なまけ者になりなさい」
ふるさとのつながり、家族の絆

短編漫画「幸福の甘き香り」
水木さんのこれまでの歩み(年表)

カテゴリー: 書籍情報