『キャラの思考法』


さやわか
青土社
2015年12月28日発行
定価:1800円
ISBN978-4-7917-6901-8

[目次]
最初のあとがき 我々は何をアップグレードするのか

1 キャラ×アイドル 新しいキャラの時代へ
組み合わされる女 初音ミクのいる時間
幻想の不思議少女
「演劇を演劇する」とはどういうことか

2 キャラ×物語 私たちは何を見ているのか
きみはペットなんかじゃない 漫画の中の彼女と爬虫類
彼女は真顔で変わって 「風子のいる店」は成長を描くか
笑わない少女は私につぶやく 安倍吉俊の視線は届くか
「ガラゲー」と三つの欲望

3 キャラ×メディア キャラが選択する
ゲームのように または昨今フィクションの世界はいかにして改変されるか
少年サンデーには許されていた
過渡期には重力があっても構わない 「みかこさん」が読まれていく、その先について
打ち上げ花火を、今なお、どう見るべきか 岩井俊二とポストセカイ系の解決

4 キャラ×身体 キャラはいかにして更新されるか
ガラスの内の魔女たち 細田守は不安を繰り返す
「くさったしたい」が仲間に加わった日
残念なイケメンの時代
時間がキャラを更新するために

最後のあとがき

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