『『はだしのゲン』を読む』


田口ランディ/佐々木中/卯城竜太(Chim↑Pom)他
河出書房新社
2014年2月28日発行
定価:1600円
ISBN978-4-309-02262-

[目次]
インタビュー 田口ランディ 命を語る「モノ」の言葉
インタビュー 佐々木中 ゲン、爆心地の無神論者―『はだしのゲン』が肯うもの
インタビュー 卯城竜太(Chim↑Pom) マンガの分際、アートの分際
論考 岡村幸宣 原爆表現史と『はだしのゲン』
論考 呉智英 陳腐化した正義の枠を超えて―『はだしのゲン』を読み抜くために
論考 陣野俊史 そのまま読むことの難しさについて
論考 東琢磨 忘れさせてたまるか/ええから/うたえ/さわぐんじゃ
論考 竹内美帆 マンガ論と『はだしのゲン』
エッセイ 山下陽光 猿楽町をゲンと歩く
論考 みち(屋宮大祐) ゲンはどこへ向かったのか―インターネットで『はだしのゲン』を読む
エッセイ ガイ/大小田伸二 「TO FUTURE」より
エッセイ 相澤虎之助(空族) ゲン・ザ・ギャングスター
エッセイ 工藤キキ 人間は進歩せんわい
論考 酒井隆史+HAPAX 四つのモチーフについて
論考 森本斎 地を這う精神
論考 マニュエル・ヤン 絶対零度プロレタリアの逆襲―『はだしのゲン』と戦後民主主義の理念
論考 友常勉 ギギギ―私闘するテロリスト漫画
論考 岡和田晃 「核時代の想像力」と子どもの「民話」―『はだしのゲン』への助太刀レポート
論考 磯前順一 無垢なるナルシシズム―『はだしのゲン』と戦後日本の平和主義の行方

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