『「はだしのゲン」創作の真実』


大村克巳
中央公論新社
2013年11月25日発行
定価:1400円
ISBN978-4-12-004566-0

[目次]
プロローグ

第一章 『はだしのゲン』初代担当編集者の証言―元「週刊少年ジャンプ」編集者・山路則隆氏
「少年ジャンプ」創刊編集長・長野規氏の説得/封印していた記憶と向き合いながら描いた原爆投下直後のシーン/『はだしのゲン』連載終了の経緯/学校図書館から世界に広がる『ゲン』の輪/『ゲン』が集英社から単行本化されなかったのはなぜか/中沢先生は「少年ジャンプ」の中でも特異な存在だった

第二章 人生の伴走者、妻・中澤ミサヨ氏の証言
初めての出会い/母親の死を契機に「黒い」シリーズが生まれる/ライフワーク『はだしのゲン』/必要に迫られてアシスタントに/『はだしのゲン』単行本コミックスに/全国各地を講演、原爆の恐ろしさを説いて回る/未完となった『はだしのゲン』第二部/世界各国で翻訳される/閲覧制限問題について/幸せな最期

第三章 中沢啓治全作品の寄贈を受けて―広島平和記念資料館前館長・前田耕一郎氏
英語版出版記念激励会/中沢啓治全作品寄贈の経緯/人間・中沢啓治の魅力/被爆体験を後世に伝える役割を担う『はだしのゲン』

特別収録(1) 『はだしのゲン』第二部草稿
特別収録(2) 「黒い雨にうたれて」
「黒い雨にうたれて」は私の原点

エピローグ
中沢啓治年譜
参考文献

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