『ひとりぼっちの幸せ チッチ、年をとるほど、片思いは深くなるね』


みつはしちかこ
イースト・プレス
2013年5月29日発行
定価:1200円
ISBN978-4-7816-0969-0

[目次]
まえがき

第一章 ひとりは楽しい
ひとりの時間を楽しむ。繰り返しの中におもしろさがある。
年をとっても「片思い」がいい。好きなまま思い出が残るのがいい。
うしろ向きで歩こう。思い出が未来になる。
解放と自由をいかに楽しめるかが老後のコツ。
人はいつから老人になるの?
おもしろくて変なおじさん。でも、優しくしたいときはもういない。
人生なんでも「四コマ漫画」にすると、おもしろい。
雨の中でダンスするように、病気をしてもダンスダンス。

第二章 ひとりは幸せ
野の花がチッチの原点。そして3人の母が創作の支え。
幸運な出会い。それが50年間の仕事の力に。
「初恋のときめき」は大事な宝物。
神サマは不公平ではない。どんな人でも美人になれる。
本を読めば、いつだって自分が主人公。
私の手紙はいつでもラブレター。

第三章 年をとっても楽しく
年をとったら、好きなことをのんびりと。
自立していない。でも何とかやっています。
嫌な人ほどおもしろくなる。短所のとなりに長所がある。
年をとってからはクヨクヨしない。嫌なことはすぐ忘れる。
年をとった夫婦はベッタリしすぎず、それぞれに楽しむ。
人はみんな勝手なもの。揉めたら謝っちゃうほうがラク。
病気を通じて思ったこと…。いろんな人に支えられて生きている。

第四章 ひとり生活、ひとりごはん
ヘタでも、ずっとマイペースに続けてきた俳句。
猫はマイペース。私もマイペース。
ひとりで楽しむマイレシピ、おしるこの時間。
嫁も姑も、みんな好きだったちらし寿し。
いくつになっても「恥ずかしい」私のひとりグルメ道。
「Welcome」を見つける暮らし、なかなか悪くありません。
おばさんだって、ピンクの服でもいいじゃない。
鍋をピカピカにする幸せ。

第五章 思い出は未来
人生の大スランプを抜け出せたのは、自分が歩んできた一本道だった。
同性の言葉に惚れてみる。
漫画家人生を支えてくれたパートナー。長続きの秘訣はオモシロさと尊敬。
貯めこまない、おごり好き。楽しかったときが私の財産。
思い出を掘り起こそう。自分を掘り起こそう。
最期まで人生をおもしろがるのが、本物の漫画家。
いつまでも「永遠の片思い」を…チッチとサリーのこれから。

あとがき

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