マンガ研究 vol.11


2007年3月31日発行
表紙 長谷邦夫
研究論文

リンド・ウォードの「絵小説」(笹本純)
岡崎京子『リバーズ・エッジ』における「内面」の位相(杉本章吾)
「正チヤンの冒険」の変容過程―初出作品の検討と単行本化の問題―(竹内オサム)
少女マンガの源流としての高橋真琴(藤本由香里)

研究ノート

乱反射するテクスト―富樫義博『レベルE』論―(佐藤ちひろ)

報告

張楽平「三毛流浪記」の改作について―三毛と大道芸人―(材木谷敦)

特集 特集「はだしのゲン」をめぐる国内外の研究

『ReadingManga』の「政治性」「ゲン」論特集の序文に替えて(ジャクリーヌ・ベルント)
グローバル化の中で日本マンガを読む―書評(伊藤公雄)
『はだしのゲン』がいた風景」書評「ゲンの<目>をめぐって」(小野耕世)
レビュー『「はだしのゲン」がいた風景』(大堀房美)
英米圏における「はだ しのゲン」平和運動のコミック、グラフィック・ノベル、そして日本マンガとして(ロジャー・サビン[翻訳:山中千恵・本多彩])

カテゴリー: 『マンガ研究』