マンガ研究 vol.1


第1回大会特集号
2002年5月29日発行
表紙 長谷邦夫

日本マンガ学会第1回大会記念講演[対談]夏目房之介×呉智英
冗談からこま―マンガ評?マンガ論?マンガ学?
評論・研究のあり方をめぐって ―深読みと客観のあいだ―
呉智英 ラウンドテーブル発言趣旨
村上知彦 『マンガ批評体系』の編者として
長谷邦夫 手ヌキと過剰な意味性について
マンガ資料の収集・保存 ―セワシくんは『ドラえもん』を読めるか―
秋田孝宏 マンガ・データベースについての考察
内記稔夫 マンガの資料収集と保存について
マンガと美学―はたしてこの両者は「敵」なのか―
高橋瑞木 仲介者としての「マンガ」、「マンガ研究」
小池隆太 「マンガの美学」に求められるもの
―ツールとしての学から、コミュニケーションとしての学へ―
大城房美 「マンガ」と「学」 ―その希薄な関係
ジャクリーヌ・ベルント 漫画で表す
―まんがにふさわしい美学の反面教師としての中学校新美術科―
漫画史はなぜ必要か
清水勲 江戸肉筆地獄絵考
小野耕世 戦争が変えていった「タンタンの冒険」の発表形態
マンガと産業―キャラクタ ービジネスを中心に―
米沢嘉博 分科会私的レポート
少女マンガ・リテラシー ―コマ割りと心のアヤシイ関係―
藤本由香里 テーマ
岡本芳枝 少女マンガのコマ割りについて
―太刀掛秀子「花ぶらんこゆれて…」を題材に
笹本純 少女マンガにおける「重層的な語り」
―紡木たくの作品を例として
竹宮惠子 コメント 少女マンガの変化にまさに立ち会ったマンガ家の立場から
藤本由香里 質疑応答

カテゴリー: 『マンガ研究』