2009年度理事会


第62回 日本マンガ学会理事会
<日 時>2010年2月13日 土曜日 午後1時~5時
<場 所>北とぴあ
<参加者>呉 藤本 ヤマダ 秋田 細萱 宮本 村上 ベルント 内記
yarn部会の提案の時間以降 家島 池上 雑賀 岡部
<議 題>日本マンガ学会理事会
<概 要>******************************
◆研究活動

○第10回大会の企画
日時:2010年6月19日(土)・20日(日)
シンポジウム・パネラーが確定した。
第1部 「<女子>が読んだゼロ年代」
第2部 「マンガにとってゼロ年代とは何だったのか」
◆出版物

○会誌『マンガ研究』16号
・会員からの異議申し立てについて
1 座長コメントについて
座長コメントについて、評価は受け入れるとしながらも、その書かれ方、座長の立ち位置について意義申し立てがあった。

座長は大会での個別発表の司会者であり、座長コメントは、座長の裁量で、発表時の会場の反応や質疑応答などのようすで重要と思われるものを記録し、加えて座長個人の感想を記すもので、もし発表が座長にとっての専門領域であった場合は、その視点からのコメントをつけることもある。
コメントの内容は、二人の座長間でチェックしあい、了解の上で出されることとする。
座長コメントは査読と違うので、発表に対する評価が入る場合は、座長個人の評価であるので、この点誤解がでないような表現に留意する。そのために座長を司会と言い換えること、座長の肩書をつけるなども一案として上がった。

2 査読のまとめ方
査読のまとめ方について、査読者の専門領域を明らかにすべきではないか、査読者それぞれのコメントが展示されるべきではないか、といった提案があった。

論文の筆者も査読者も匿名であることが原則であり、当学会規模の学会での査読者の専門を明らかにすることは、査読者が特定されやすくなるためすべきでない。
査読者の間でコメントは持ち寄って、評価についての正否を検討して最終的な判定を出している。この検討の結果が査読としてまとめられており、その上で特に異論があった場合は記載している。

査読基準についての議論もあったが、これは後日の課題とする。

・編集体制の見直し
理事とは別に、会員から編集委員を募って組織したらどうか。
進行の管理や原稿の催促などを任せられる人が一人いればいいのではないか。

次回の理事会までに、現在の編集委員と吉村氏で詳細をつめる。
◆yarn部会からの提案

○ポスター発表
限られた時間と空間で、多くの研究発表が可能で、口頭発表を行う前のステップとしても有効であり、多くの大会参加者との意見交換等の交流が期待できるとして提案された。

来年度の大会では、yarn部会の提案を理事会がバックアップする形で、次年度以降に本格的なポスター発表をするためのテストケースとして、yarn部会のメンバーを中心とするポスター発表を行うこととする。
yarn部会のメンバーには口頭発表も期待しているので、口頭発表をまとめたポスター発表という形も認める。
実施するための展示時間や会場等でさらなる検討と準備が必要である。

○ホームページ運営
現在、日本マンガ学会のホームページの運営は滞りがちで、有効な情報の提供やメンテナンスが行われていないため、改善案が示された。

これまでの京都精華大学のサーバーから、新たなサーバーにサイトを移し、ホームページを一新しようという動きも既にあり、提案の内容も基本的に合理的なものであったので、理事の秋田、山田と、yarn部会の岡部氏とで細かな点に検討を加え、再度理事会に提案することとする。
第61回 日本マンガ学会理事会
<日 時>2009年12月6日(日) 午後1時~5時
<場 所>赤羽会館
<参加者>秋田 小野 呉 内記 長谷 藤本 細萱 宮本 村上 ヤマダ 吉村(五十音順)
<議 題>第61回理事会
<概 要>******************************
◆大会企画

日時:2010年6月19日(土)~20日(日)
会場:京都精華大学/京都国際マンガミュージアム
・シンポジウム(仮称「ゼロ年代のマンガ状況」
パネリストの依頼状況の報告と調整。
・yarn部会から、ポスター発表についての提案があった。
企画自体に異論は出なかったが、運営方法、発表のルールなどを決める必要があるということで一致した。
運営方法、発表ルールなどの細部は、yarn部会を交えて検討することも案としてあげられた。
◆出版物

○会誌『マンガ研究』16号
・判型、デザイナーの変更なし、部数1000部とする。
・理事会にあわせて編集委員会が開催され、投稿論文の査読結果の検討と掲載の可否を決定。
◆事務局

○ホームページの移転手続きが終了した。
・今後、デザインなどを検討した上で新たに開設する。
・どこからでも更新でき、容量は1GB。
・ホームページ委員会などを建てる必要があるか要検討。
○学会への寄贈図書の扱い。
・現在寄託している京都国際マンガミュージアムの事情と、事務局移転が逢った場合の寄贈図書の扱を簡素にするために、なるべく多くの型が利用できる環境として、京都国際マンガミュージアムに寄贈することを確認。
◆理事会

・部会の予算に関しては、検討の時間が必要なので、次回総会までにつめる。
・委員会と部会についての規定を明確にする必要を確認。
・yarn部会からの提案があった。要検討事項。
◆その他

国立国会図書館から学科委員対象にアンケートの依頼があり、次回の郵送物に同封することを許可。
第60回 日本マンガ学会理事会
<日 時>2009年9月27日 日曜日 午後1時~5時
<場 所>赤羽会館
<参加者>秋田 小野 呉 笹本 内記 長谷 藤本 細萱 宮本 村上 ヤマダ 吉村(五十音順)
<議 題>第60回理事会
<概 要>******************************
◆大会

○第9回大会の反省
大会会場での雑誌等の売り上げを含めなければ、収支は赤字になってしまう。
今後、予算の立て方を見直す必要有り。
参加費が安いのではないかという意見も出た。
○第10回大会の企画
日時:2010年6月19日(土)~20日(日)
会場:京都精華大学/京都国際マンガミュージアム
・ベルント理事と宮本理事からテーマの提案があり、宮本案が採用された。
仮称「ゼロ年代のマンガ状況」
パネリストの候補者をリストアップ。
◆出版物

○会誌『マンガ研究』16号
・座長コメント執筆についての注意点を確認。
当日のディスカッションを反映して1000字以内。
大会発表以前に、担当理事でコメント担当を決めておく必要性を確認。
査読に関して、
種別変更による書き直しに伴い文字数を減らす必要が出るが、削除すべき処が確実に削除され、文字数を減らす努力がなされていれば、厳密に変更すべき種別の文字数にあわせる必要はない事を確認。
・編集に関して
前号から編集長を置くようになったことに伴い、編集作業のスケジュールを確認。
各理事の協力を確認。
◆事務局

○ホームページの刷新
サーバーの移転に関して、学術会議からの返事待ち。
○学会への寄贈図書の扱い
学会が京都国際マンガミュージアムに寄託することとする。
第57回 日本マンガ学会理事会
<日時・場所>2009年4月5日 in 北とぴあ

理事選挙後初の理事会
会長 呉智英
幹事 牛木理一 龍村全
選出された理事に加え、笹本純氏に理事就任を依頼
○研究活動

・第9回大会
第1日目のタイムテーブル(研究発表/総会/懇親会)を検討、確認。
シンポジウムのゲスト、それぞれの部のタイトルを確認・検討。
○出版物

・会誌『マンガ研究』15号 4月20日発行
・『ニューズレター』5月末発行
・会誌の発行回数を年一冊にする場合の、
講読会員の会費、投稿規程の改正を検討
○部会

・新規・継続の申請を検討。
部会としての設立意義についてつめられていないという理由から、新規1件の申請を却下した。
来年度の大会までに、各部会で報告、発表の時間をとる工夫を検討する。
部会の責任者には、理事会の日程を通知し、報告、意見などを素早く反映できるようにする。
第56回 日本マンガ学会理事会
<日時・場所>2009年2月1日 in 北とぴあ
○研究活動

・第9回大会
シンポジウムのゲストを選定。依頼の仕方を検討。
三つの部のそれぞれの趣旨を確認し、次回までにタイトルを検討する。
・大阪府立国際児童文学館の顛末の報告
○出版物

・『マンガ研究』15号
投稿論文と特集について確認。
この号で行った編集長システムは今後も継続する。
編集委員会(案) 編集長(1人)・・・・大会班(3人)
会誌班(3人)
必要ならば特集を企画する。
マンガ以外の知識が必要な場合の査読者の選定について、専門の型への際査読までの依頼の可能性を確認。
今後、会誌を年一冊する案を進めるにあたり、
大会のシンポジウムの内容は掲載
個人発表は、数百字程度の要約を掲載
○事務局

・「第2回日本芸術祭inロンドン」からの協賛申請を受ける。
・国立国会図書館雑誌部からの講演会広報強力の依頼を受ける。

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